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本当に大切な人を ちゃんと大切にできる私に。

Restart

さよならの先に

身体の芯まで凍えてしまいそうな夜。 寒いのは得意ではないけれど、手袋があまり好きでない私は、仕事からの帰り道、ボルドーに彩られた冷たい指先を温めながら1人、寒空の下を歩く。こんな日の夜空は、なんだかいつもより少し高く思えて 、寒さで澄んだ空…

寂しさと、ほんの少しの幸せと

部屋の明かりを消して目を閉じれば、あなたと初めて眠った日のことを思い出す。 炊き込みご飯を作れば、いつもはお米はそんなに食べないくせに、美味しいとあなたがおかわりをしていた姿を思い出す。 ふと街中で、あなたと似た香りがすれば、1日シャワーを…

ファインダー越しの私の世界

自分が人よりも多感なのか、それともこれが普通なのか、こんな話を誰かとしたことがないからわからないけれど私は時々、感情の整理が追い付かなくなることがある。それはいつも定期的にやってくるのだけれどなんだかまるで、生理が2回来ているようでつい最…

ただ、自分を愛したいと思った。

何から、書けばいいのだろう。 こうやってパソコンに向き合うことも自分と向き合い、想いを言葉にしていくことも それをしていたのが随分と遠い昔のことのように思えて少し、戸惑ってしまう。 今の職場で、塾講師として働き始めて4度目の夏。 そこそこ自分…