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本当に大切な人を ちゃんと大切にできる私に。

自分を責めるということ

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ここ数年、ずっと感じていたことがある。
あたしは

 

 

「自分を責めることが得意だ」

 

 

この性格のせいで苦しいんだ。
ずっとそう思ってなんとか治そうとしてきた。

 

自分を責めないように、責めないように。

 

でも自分を責めてる自分に気付いては
また、自分を責めてきた。

 

なんという負のループ・・・もしや、あたしはドMなのか。

 

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確かになよなよした人よりは
ちょっと意地悪なくらいの人のほうが好きだけれど
でも非常識すぎるほどの俺様はムカつくというか引いてしまう。

なんて、好みのタイプはさておいて
どれだけ自分を責めるかというと

 

 

例えば寝坊すれば、

まずは起きれなかった自分を責め
早く寝なかったことや
昨日のうちに今日やることをやらなかったことを責める。

 

1日何もしたくなくてボーっと過ごせば
やるべきことと向き合わなかった自分を責め
こんなんだから上手くいかないなんだと過去の失敗を引っ張り出す。

 

酷い時にはその矛先が他人に向くこともある。

 

授業をして
生徒たちの反応が悪ければ
まずは自分の力不足や準備不足を責め
そして「受験生になれてない」と生徒たちを責める。

 

そして、そんな自分に気付き、また責める・・・。

 

 

ここまでくると、救いようがないというか
なんかちょっと笑えてさえくる。

 

 

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Facebookにも少し書いたのだけれど
こうして発信を再開してみて


自分の想いを表現できる場があること
そこに反応してくれる人がいることに
とってもとっても幸せを感じるのだけれど

 

それと同時に「嫌だな」と感じることもある。

 

それは投稿に関係のないコメントだったり
よくわからない大量のいいねだったり。

 

公に発信している以上
仕方ないことだとわかってはいるのだけれど
前に発信していたときもこの対処にだいぶ頭を悩ませた。

 

 

 

自分の想いを綴った投稿に
関係のないコメントをされるのは
やっぱりいい気はしないし

よくわからない男性からのいいねは
正直、気持ち悪い。(もちろん、そうじゃない男性もいるけれど)

 

なんとなくだけれど
コメントやいいねだけで
あたしという「人間」に興味を持ってくれているのか

それとも「女」としてのあたしに興味をもっているのかわかってしまう。

 

あたしとはSNSを使っている目的が違うから
後者の場合は、やっぱり気持ち悪いと思ってしまう。

 

 

そこまで感じているのだから
ブロックするなり、コメント削除するなり、
友人限定の公開にするなり潔くしてしまえばいいのに

 

そこでまた、あたしは自分を責めてしまう。

 

色んな目的の人がいて当たり前。
それをあたしの都合で拒絶していいのだろうか。
それはわがままなんじゃないだろうか。

 

 

・・・なんて。どこまでいい人なんだ。あたし。

 

 

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なんてノリツッコミをしながら
ぐるぐる、もやもや、自分を責めていて

 

ふと、気が付いた。

 

 

「自分を責める」=「自分の感じたことを否定している」

 

 

そのサインなんだと。

自分を責めること自体をなくそうと
人の目や正解なんて気にせず
自分が心地よい選択をし続ければいい
それができる自分になればいいと思ってたけれど

そんなに悪者扱いしなくてもいいんじゃないかと。

 

 

自分を責めているときは


自分がダメなときでもなく
世間的に間違っているときでもなく

 

ただ単に自分のなかのもう1人の自分が

 

「ちょっとちょっと、嘘ついているよ」

 

 

そうやって教えてくれているときだ。

自分の最初に感じたことを
なんらかの理由で押し込めて
自分がしたくない選択をしてしまっているときだ。

 

 

「自分を責めることが得意だ」

 

 

それはつまり

 

 

「自分に嘘をついていることに気付くことが得意だ」ということ。

 

 

 

なんだ、立派な長所じゃないか。
自分を責めないようにしようとすると
何か無理してる気がして、それはそれで実はしんどかったので
このことに気付いてホッとした。

 

 

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なので、とりあえずデスク正面の壁にこんなものを貼っておいた。

 

長年、短所だと思っていたことも
見方を変えれば実は悪くないのかもしれない。

 

そんな風に思えて、また少し自分も悪くないと思えた。