「ゆるしあえる」世界。
暑さはかなり苦手だけれど、
日中暑かった日の、少し肌寒い夜が好きだ。
ノスタルジックな雰囲気や
風の心地よさに誘われて、ふらふらしたくなる。
そんなこんなで、久しぶりのブログ。
もうそれがいつからだったのか忘れたけれど
ここ最近ずっと、なんとも言えない虚無感がまとわりついてて
前を向いて歩いていても、気付けば下を向いている
そんなやるせない、消えてしまいたくなるような気分が続いてた。
それでも仕事には行かなきゃいけないし
人を「導く」という仕事上
迷ったり、不安がったり、感傷に浸ってる暇なんてない。
こんな感情、仕事に支障「しか」ない。
だからいつもだったら
そんな感情にすぐ蓋をしてしまうのだけれど
今回はね、なんか蓋をする気になれなくて。
仕事中は、とにかく目の前の仕事に集中して
1人になった瞬間にひたすら浸って
また仕事に行って、の繰り返し。
ずっと自分を不器用だと思ってたけど、
もしかしたら、意外と器用なのかもしれない。笑
そんなバカなことを思いながらも
蓋をせずに感じ続けた名前のない感情が
少しずつ、少しずつ、わかるようになってきた。
少しでも時間があれば
たくさん、眠ったし、
たくさん、本を読んだ。
そして、たくさん、自分と向き合った。
そしてようやく見えてきたもの。
あたしは、「ゆるしあえる」世界を、つくりたい。
そんな想い。
何かスピリチュアル的で
すごく崇高な感じに聞こえるけど
全然そんなことなくて
というより、まずは自分を「ゆるしたい」だけ。
これまでたくさん本を読んだり
コーチングや心理学を学んだりして
❝人と自分を比べない❞とか
❝自分を愛する❞とか
色んな言葉や考え方に出逢ってきて
助けられてきたけど
でも結局、最後にはいつも
「そのためにはどうしたらいいの・・?」
って、苦しくなった。
結局、あたしは、いつも
人と比べては「ダメ」
自分を愛せないと「ダメ」
そうやって、自分にダメ出しばかりしてた。
それが1番、自分を苦しめてることに気付かずに。
すぐ人に嫉妬してしまうことも
相手の顔色を窺ってしまうことも
思ってることを上手く伝えられないことも
人と比べてしまうことも
なかなか自分を愛せないことも
それも全部、含めて「自分」なのに。
それを克服できない自分じゃなくて
そんな自分を受け入れられない
無理にポジティブに捉えようとしてしまう
そんな自分を「ゆるす」ことができない自分が
なによりも1番、ゆるせなくて、
だから、ずっとしんどかった。
なんだ。あたしはずっと
自分を「ゆるして」あげたかったんだ。
そんなことに、ようやく気付けて
久しぶりにようやく前を向けた気がした。外に出た気がした。
目に映るもの何もかもまぶしくて
世界ってこんなにキレイだったんだ
なんてことを思いながら
出かけたお気に入りのカフェで
マスターにこんなことを聞かれた。
「コミュニケーションって、なんだと思いますか?」
咄嗟のことで、答えられなかったけれど
ホントはちゃんと頭に浮かんでた。
「『ゆるしあう』ことだと思います」
どんな自分も、どんな感情も、
全てが自分の大切な一部なんだって
受け止めて、ゆるすことができたなら
今度は同じように
相手のこともちゃんと
受け止めて、ゆるすことができると思う。
そしたら
比較とか、批判とか
そんな概念さえ、なくなって
1人1人の個性が輝いて、
共鳴して、新しいものを生み出していく。
それがコミュニケーションであり
“人間らしい"世界なんだと、あたしは思う。
まずは、あたしから、そんな世界を生きてみようと思う。
教育という「ゆるす」ことが許されない世界で、
自分も、人も、とことん「ゆるして」生きていこうと思う。
それについての話は、また今度。