理想の未来を選べるかどうかわからないけれど、最悪の未来は選べる。
9月も半ばを過ぎ、
この季節が好きなあたしは
秋の気配を感じる度になんだか幸せな気分になり、
そして、そんな穏やかな自分に気付き
自然とほころんでしまっている顔は、きっとかなりのまぬけな顔だ。
とはいえ、この2週間はそれなりに忙しく
あっという間に時間が経ったような気がする。
仕事でも、プライベートでも、
色々と試されることの多い2週間だった。
だけど、後悔はないと言いきれる選択ができた2週間だった。
昔のあたしなら
確実にできてなかっただろう選択。
もしかしたらそれも
顔がほころびやすくなった理由の1つかもしれない。
とはいえ、この先もまだ
大きな選択を迫られているのだけれど
それでも「大丈夫」だと思える。
なぜなら、自分が何を大切にすべきなのかようやくわかったから。
それは「自分が好きだと思える自分かどうか」ということ。
仕事にしろ、プライベートにしろ、
何か選択をしなければいけなくなったとき
そこには、必ず"相手"が存在している。
もし本当に自分1人にしか関係のないことなら
そもそも迷ったりしない。
だから迷うときって
というか人生って
きっと1人じゃどうしようもできないことの連続で
だから毎日、悩んだり、迷ったりしてきたし、
そうやって立ち止まる度
いつもどこかに正解を求め、未来や結果を
コントロールしようと必死になってきたけれど
そこには正解も、不正解もないし、
コントロールなんてできないこと
頭ではずっとわかっていた。
ただ、怖かっただけなんだよね。
自分で決めてしまうと、全て自分のせいになるから。
だから、誰かの何かのせいにしておきたかった。
そうすれば、たとえ悪い結果でも耐えられると思ったから。
でも、違った。
悪い結果になるときは、なるし
ならないときは、ならない。
そして当たり前だけど
悪い結果になれば、どんなに人のせいにしようとも、苦しい。
たぶんね、あたしたちがどんなに悩んで、迷おうと
宇宙とか神様とかよくわかんないけど、
あたしたちに人間にはわかんない次元で
未来は、結果は、もう決まってるんじゃないかと思う。
だから
どうせ決まっているのなら
「自分が好きだと思える自分でありたい」
そう思った。
そうやって選んできたこの2週間。
よくない結果や未来もあったけれど
それでも、少なくとも最悪な結末にはならなかった。
そのときに思ったんだよね。
これまでも未来は決まっていたかもしれないけど
最悪な結末を選んでたのは、自分だったんじゃないかって。
自分で勝手に最悪のシナリオを書いて、
悲劇のヒロインになって、その通りに行動してきたからだって。
正直、自分が好きだと思える自分を選べば
必ずいい未来が訪れるなんてことは言えないけど
少なくとも
自分が思う最悪な結末には、ならない。
だってその結末は
あなたが自分の未来を選ぶことから逃げ
誰かのせいにすることを選んだその結果だから。
自分1人じゃどうしようもないことの連続の毎日
未来に怯え、そこから目を背けるか
今、この瞬間を自分が好きだと思える自分でいるか
少なくとも
あたしは後者であり続けたいと思う。