キミの瞳に光が蘇る時。
最近は、言葉にしたい衝動に任せて
自分の感じたことをありのまま、言葉にするようにしている。
そうやって自分の衝動に従うと、別に意識しているわけではないのに
気が付けば、恋愛についてばかり書いてしまっている。
実際、数字も別のことについて書いたときに比べて
恋愛について書いたときのほうが断然いい。
それだけ、恋愛は多くの人の心を揺さぶるものなのだと思う。
だからこういった場合、
ブランディングやマーケティングの視点から見れば
このまま恋愛に関することに特化したほうがいいなんてことは
そういうことに疎い私でさえ、わかる。
けど、それでも、私は自分の書きたいことを書く。
と言っても、ただ想いを表現したいというだけで
こうして書き綴っているわけではない。
そもそも、自分の想いを表現したいだけなら
わざわざこうして、全世界の人の目に触れる可能性のある
インターネットに自分の想いを公開したりはしない。
せいぜい、日記帳に書き綴って終わりでいい。
つまり、こうして公開しているのには、それなりの理由がある。
SNSでよくいう承認欲求を満たしたいのかと問われて
違うと答えれば、おそらくそれは嘘になるけれど、
「承認してもらいたい」という想い以上に
「少しでも多くの人に自分の言葉を届けたい」という想いが強い。
なんならいつか、エッセイ本を出版したいと本気で思っているくらいに。
だったら余計、万人受けするものを書いた方がいいんだろうけど
それじゃあ意味がないのだ。
「私の世界を、私の言葉で、伝えたい」
本気でそう思う私は、ナルシストでエゴイストだ。
だから、万人受けするものよりも
自分が書きたいと思ったものを書いていく。
そんな私が1番心を動かされる瞬間であり、
ずっと書きたいと思いながらも、
なかなか書けない瞬間がある。
それは、生徒と関わっていると度々出会う
「彼らの瞳に光が蘇る瞬間」
その瞬間はたいてい
塾講師としてではなく、1人の人間として
生徒たちと1対1で向き合っているときに訪れる。
それは去年から進めている
進路面談ではなく「自分がどうしたいのか」について
生徒たちととことん向き合う時間。
詳しい内容はこの記事に書いたので
興味を持ってくれた人は1度、読んでみて欲しい。
そこで生徒たちと話す内容が
自分と向き合うことだからなのか
私自身が生徒の心に意識を集中しているからなのか
原因はよくわからないけれど
直感で空気が変わるというか
生徒たちの瞳に光が蘇る瞬間を何度も体験した。
その瞬間がどういうものなのか
上手く表現することができなくて
今までずっと書けずにいた。
一見、たわいもない会話のようで
自分の想いを問いかけていく質問を投げかけていく中で
生徒自身が自分の中にある"何か"に気付く。
そして、その瞬間、瞳に光が蘇る。
それは楽しいとか嬉しいとかではなく、鳥肌に似た感覚なのだけれど
とにかく私は、その瞬間がたまらなく好きだ。
そしてその度、いつも思う。
「もう、大丈夫」
そして生徒たちは、自分でしっかりと歩きはじめる。
そんな瞬間を少しでも多く経験したいから
私はこの取り組みを絶対に形にしたいと強く思うのかもしれない。
この取り組みを形にしていくための一環として
というよりも、どうしてもこの瞬間を言葉にしてみたくなったから
これから少しずつ、それぞれの瞬間を言葉にしていこうと思っている。
もちろんプライベートなことを含むから
多少の脚色や修正は加え、あくまでも実話を基にしたフィクションとして。
そうすることで、いま子どもたちが感じている苦悩や秘めた想いと
そんな子どもたちの瞳に光が蘇る瞬間を1人でも多くの大人が感じてくれれば嬉しい。
そして同じような苦悩や想いを持つ子どもたちの
何かヒントになれば、最高に嬉しい。
「もう、大丈夫」
そんな想いを込めて、これから少しずつ書いていこうと思う。
今週のお題「私がブログを書きたくなるとき」