逆転の発想と挑戦。
このGWは、本当にゆっくりと自分と向き合えた。
自分がこれまで何を感じてきたのか。
今、何を感じているのか。
そして、これからどうしていきたいのか。
そんなことをじっくり、自分のペースで、考えることができた。
そんな中やっぱり、切っても切れないのが「仕事」のこと。
かれこれ今の塾で、英語を教えてもう4年。
小学生だった子が、高校生になり。
高校受験でぎゃあぎゃあ言ってた子が、大学生。
ほんと、不思議な空間だよ。塾って。
もちろん生徒たちだけじゃなくて
あたし自身も色々と変わっていて、
許可なしで自由にやれることが増えていたり、
週3~4という理想の勤務時間と収入を保障してもらい、
授業以外で、高3生とのカウンセリングもさせてもらえるようになったり
正社員でも、非常勤でもない
よくわからない立場をしっかりと築いている。笑
1年目よりも、2年目。
2年目よりも、3年目。
振り返ってみたら、色々と変わったなぁ。
そもそも、2年目はストレス溜まりすぎて、
上司との中も最悪で、辞めようとしてたしね。
なつかしい(´ー`)笑。
さらに、学歴コンプレックスで
ごまかし、ごまかしでやってきた英語力も
少しはマシになってきたと思う。
色んな生徒に出逢って、
色んな経験をさせてもらって、
色んなことに挑戦させてもらった。
そのたびに
嫉妬や不安に押しつぶされそうになったり
小さなことに飛び上がるほど喜んだり
自分のふがいなさに泣けてきたり・・・
そうやってこの4年間、色んなことを感じてきて、
また1つ、やりたいことが見つかった。
もっと【自分】を大切にする教育がしたい。
【自分】は、あたし自身でもあり、生徒たち1人1人でもあって
自分自身や生徒たち1人1人が感じていることを、
もっと大切にして、
「自分で自分を大切にする」って、ことを知るきっかけにしたい。
誰しもが通る教育という道。
もっともっと、やれることってあると思うから。
ずっとこの教育という現場にいると
あまりにも融通が利かな過ぎて、うんざりすることが多い。
でもそれを、
どうこうするほどの力が自分にないこともよくわかってて
だからこそ、自分にも教育にも幻滅して
この世界を外から変えていこうとしていた時期もあった。
その試みの1つが
「高校生とのカウンセリングにコーチングを取り入れること」
だった。
そんな機会を与えてくれた上司には
本当に心から感謝しているし
よくわからないカウンセリングに付き合ってくれた生徒たちにも
本当に感謝しかない。
そうやって、たくさんの人の協力のおかげで、気付けたんだ。
『やっぱり、中から変えていきたい』
まずは・・「結果や答え重視の考えを変えていきたい」
そう思った。
だから、あーでもない、こーでもないと、
途中、何度も投げ出しながらも、考え続けた。
自分にできること。授業で、できること。
結果や答え重視の風潮をなんとかしたくて
そこにたどり着くまでの「過程」の大切さをずっと伝え続けてきた。
でも、あたし自身の伝えることのスキルもまだまだだし、
やっぱり「当たり前」の意識は強くて
生徒たちが求めて、満足するのはいつも「答え」だった。
それはテストってものがあって
そのテストや結果で評価されてきたから
仕方のないことなんだけれど、
そんな中で毎日、毎日、過ごしてるから、
「答え」さえ合っていればよくて
「過程」を改ざん、もしくは無視することさえある。
だから、どうしても、上手くいかなかった。
そのたびに、答えを重視するしかない自分が情けなくて、悲しかった。
でも、諦めたくなくて、考え続けた。
そして、ようやくひらめいた。
だったら、そもそも「答え」を軽視してしまえばいい。
そうだ、初めから「答え」を教えてしまえばいいんだ。
「これだ!」という想いの反面、
「おいおい、マジで?大丈夫?」という自分もいる。
でもまあ、やってみないとわからないし、
何かは得られると思うので、明日からちょっとやってみようと思う。
「英語を勉強する」こと
「あたしの授業を受ける」ことが
自分の声を聴いて、
受け止めて、
行動していくきっかけに
❝自分を大切にする❞
きっかけになっていって欲しいから。